平成17年11月20日(日)、すべて地元産原料を使った手造りビールの講習会を、ビア&カフェ大麦小麦(長野県茅野市)で行い、地元を中心に20名もの方々が集まって
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| 生の小麦 |
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| グリーンモルト |
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| モルト |
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| 発芽させずに焙焦した大麦 |
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| 乾燥させたホップ |
下さいました。
原料の大麦と小麦は、私と地元の農家(片山知之さん)が無農薬で栽培したもの。ホップは当日の参加者の一人が栽培してくれたビール用ホップ。水は、地元の諏訪大社の湧き水「よきとぎの水」を使いました。
大麦小麦さん主催の手造りビールイベントは、昨年の11月の講座についで二度目となります。前回は、美味しいビールが手造りビールキットを使って、誰でも簡単に出来ることや、その作り方のコツを参加者の皆さんと一緒に作業しながら学びました。
既にキットで手作りされている方もビール通の常連さんも、キットを利用するという手軽さからは想像できない味の完成度に大満足!大好評をいただいての、第2回目開催となりました。
今回は大麦小麦の美人オーナー・岡部ミカ氏の希望もあって、「麦とホップがあれば、ビールが出来てしまう」という、「ビールとは、そもそも何ぞや」を実体験する講習としました。
まず、麦がビールになっていく大まかな流れを資料を使って紹介。資料は大手ビールメーカのホームページを参考にしたり(どのメーカーさんも、本当に良く出来ていますね。勉強になりました)、家庭的八味屋流モルト作りの様子や当日の私達の麦畑の風景などの写真を使いました。
そして、みんなで行う作業の手順を説明した後、参加者一同、エプロンを身に着けて作業に入りました。
手順は、
1 焙燥ーグリーンモルトを試食した後、
中華鍋と竹のヘラを使って、30分か
けて炒りました。
こんがりと良い香りがしてきたところ
で、また試食。グリーンモルトの生っ
ぽさが甘みに変わっていたのに、
みんなびっくり!
2 粉砕ー炒り上がったモルトをコーヒー
ミルで極荒めに粉砕。
3 マッシングー片手鍋にモルトを300
グラムと50℃のお湯2?を入れ、
コンロにかけて30分程65℃に保ち、
液を糖化させる。
4 ロータリング(麦汁濾過)ー濾過した麦汁をみんなで味見。
「すご〜く甘〜い!」
5 煮沸ー麦汁にホップを加えて煮出す。
これでウォートが完成。
またまた、みんなで味見して、作った麦汁を飲み干しました。
「うまいっ!」
6 ラベル貼りー大麦小麦のスタッフ・藤田さんデザインのラベルを、
空き瓶に貼る。
7 瓶詰めー事前に仕込んでおいたスタウト風味のビール(原料はすべて同じ)
を瓶詰め、と進めていきました。
その後、いよいよお楽しみの試飲へ。
事前に仕込んで瓶詰めしたおいた
(1)エール風味(講習と同じ大麦とホップを使用)
(2)同じく瓶詰めしておいたヴァイツェン風味
(講習と同じ大麦と小麦とホップを使用)、
(3)昨年の講座で参加者と一緒に瓶詰めしたスタウト風味
(市販のビールキットを使用。水は同じ湧き水)、
(4)大手ビールメーカーK社の○○○ランド、の4種類を飲んでみました。
実を言うと(1)(2)は、講習会の間際に瓶詰めしたばかりで、ほとんど熟成が進んでおらず、「美味しい麦のジュースかな?」といった感じ。自分の段取りが甘かったんです。穴があったら入りたい気分でした。トホホ・・・。
未熟成な(1)と(2)を、ちょっと首を傾げて飲んでいた参加者も、(3)の香りや味の濁りのない深さに、ようやくうなずき、満足気。そして最後に(4)のビールを口にして、みな呆然として顔を見合わせたのでした。これまで培ってきた評価のものさしが、あっさり崩されていたのに気がついた瞬間、とでもいいましょうか。
あ〜、良かった。大成功!
作業の途中途中で味わってきた甘くて深い麦の味わいと、嫌みがなくて癖になるようなホップの力がもたらしたカタルシス。参加者のみなさんの「ビールって、麦とホップと水で出来ているんですね。」に、「本当にそうですよね〜。と答えられるのが、とてもうれしかったです。
各テーブルでの楽しいおしゃべりの後、(1)(2)のビールの残りと、当日みんなで瓶詰めしたビール、そして香ばしくて甘いモルトをおみやげに、散会となりました。
おみやげのビールは、約一月後の丁度クリスマスやお正月のころから飲み頃となります。さて、そのお味は・・・?
参加して下さった皆さんのテイスティングレポートを、楽しみに待っているところです。***